非司調査|東京法務局江戸川出張所(2019年)

11月12日(火)に東京法務局江戸川出張所で行われた非司調査に調査員として参加して参りました。
「非司調査」とは、司法書士以外の方が司法書士業務(今回の調査の対象は不動産・商業登記です。)を行っていないかを調査するものです。
司法書士以外の方が司法書士業務を行うことは司法書士法第73条で禁止されていて、第78条には1年以下の懲役又は100万円以下の罰金という罰則規定も定められています。
調査当日は、法務局に一定期間の登記申請書が準備されていて、それを数名の調査員で丸一日かけて調査します。
詳細を書くことはできませんが、商業登記は他士業の方が代理していると思われるものが多くあり、その判別をするために調査にも時間がかかりました。
この調査結果を集計して(他の法務局でも調査をしているので)、悪質な方にはそれなりの対応をするようです。
自分も含め司法書士は商業登記にもう少し力を入れる必要があると思いました。